2022.08.05

沖縄の人気スイーツ「富士家のぜんざい」を沖縄ファミマで!夏の定番“冷たいぜんざい”がいつでもどこでも楽しめます


沖縄の人気スイーツ「富士家のぜんざい」を沖縄ファミマで!夏の定番“冷たいぜんざい”がいつでもどこでも楽しめます

暑い日が続いていますね!
みなさん夏をエンジョイしていますか?

冷た〜いスイーツをお供に、青空の下、海辺でおしゃべりしたり、家で涼をとるのが気持ち良いですよね♪

アイスやかき氷もいいけど、沖縄の夏の定番スイーツといえば「ぜんざい」!

県内の方には“冷たいぜんざい”がおなじみですが、沖縄県外では、ぜんざいは温かい甘味の一つ。知らない人は、互いに「何これ!」と驚くこともしばしば。

「沖縄ぜんざい」って何?沖縄が誇るローカルスイーツ!

沖縄のぜんざいの歴史は戦後からと言われています。甘く煮た金時豆と煮汁を冷やしたものに、氷をのせた形が一般的。白玉粉で作った団子が入っているのも特徴です。地域ごとになじみのぜんざい屋さんがあったりして、県民にはとても身近な存在です。

しかし、最近はスイーツの選択肢も増えて、沖縄ぜんざいを食べたことがないというお子様もいるそう……。

そこで、沖縄が誇るローカルスイーツ「沖縄ぜんざい」の魅力をもっと知ってもらうために、沖縄ファミリーマート商品本部の稲福直哉さんと赤嶺諒一さん、そして「ぜんざいの富士家」代表・大嶺隆さんが立ち上がりました!

今回は、「ぜんざいの富士家」と沖縄ファミリーマートが共同開発した商品をご紹介。コンビニスイーツとしての可能性と、開発秘話、意気込みについてインタビューしました。

写真中央:「ぜんざいの富士家」代表・大嶺隆さん
写真左:沖縄ファミリーマート商品本部・稲福直哉さん
写真右:沖縄ファミリーマート商品本部・赤嶺諒一さん

那覇の名店「ぜんざいの富士家」の味が、そのままコンビニで楽しめる

── 沖縄ファミリーマートと富士家で商品開発をすることになったきっかけは?

稲福さん
稲福さん
もともと弊社と富士家さんの中で交流はあったんです。私ももちろん富士家のぜんざいのファンでした。富士家のぜんざいといえば、氷が特徴!シャリシャリの食感が印象的で、味は最後の一滴まで薄まらず、氷だけでも美味しく味わえるほどです。暑くなると絶対食べたくなるんですよね。
大嶺さん
大嶺さん
嬉しいお言葉ありがとうございます!一般的なぜんざいは、金時豆を甘く煮たものに冷たい氷をかけるのですが、それだと溶けたら煮汁が薄くなってしまうんですよね。うちのぜんざいは、特別な製法で金時豆の煮汁をそのまま氷にしているので、最後まで変わらない味で美味しく召し上がれます。
稲福さん
稲福さん
豆もふっくらしていますよね。
大嶺さん
大嶺さん
はい。豆は雑に扱うと皮が破れたりシワが寄ったりして、食感や見た目も損なってしまいます。弊社では、熟練の職人が丁寧に豆を煮て、テリのあるふっくらした豆に仕上げています。
稲福さん
稲福さん
白玉がちゃんと入っているのも嬉しいです。
大嶺さん
大嶺さん
白玉は豆と氷とのバランスが取れるよう、サイズにもこだわっているんです。

「ぜんざいの富士家」代表・大嶺隆さん

── 私も富士家のぜんざい、大好きなんです!昔は那覇に住んでいて、学校帰りとかに食べていました。今は家が那覇からちょっと遠いので、コンビニで手に入るのはとっても嬉しいです。でも、気になるのが味なんですよね……!

大嶺さん
大嶺さん
ファミマでぜんざいを出すことが決まった時に、私が一番大切にしたことは「昔からのファンをがっかりさせないこと」なんです。ファミマさんとミーティングを重ねて、今回は完全に富士家の自社工場で作ったぜんざいをお届けすることにしました。
稲福さん
稲福さん
ファミマは県内でも328店舗(2022年7月現在)あって、1店舗10個だとしても大量に作らないといけません。大嶺さんと話し合いながら、工場のラインも確認し、今回は数量限定で発売することになりました。

県内全域に“本物の富士家の味”を届けていきたい

大嶺さん
大嶺さん
限定とはいえ、ファミマ全店舗に商品を行き届かせるのは弊社にとって大きな挑戦でした。ちょうどコロナ禍で、工場が静かになっていたんですが、話が決まったら工場がにぎやかに!活気が戻って嬉しい限りです。今も工場はフル稼働(笑)。忙しいですが楽しく、美味しいぜんざいを作っています。
稲福さん
稲福さん
富士家は那覇や浦添地区では特に有名ですが、北部や離島だと知らない方も多いんです。今回は全店舗で商品を取り扱うので、富士家のことを知らなかった人たち、そして沖縄ぜんざいを食べたことがない人たちにも、その魅力を知るきっかけになってほしいですね。

沖縄ファミリーマート商品本部・稲福直哉さん

レンジで解凍し、絶妙な氷の食感を実現!ノスタルジックなパッケージにも注目

── 沖縄ぜんざいを知らない人には、ぜひ食べてほしいですよね!富士家のぜんざいは、店舗でノーマルや黒糖、抹茶など色んなフレーバーが展開されていますが、今回発売されるのはどの種類ですか?

大嶺さん
大嶺さん
今回は、金時豆の風味も損なわず、ほんのり黒糖を効かせた“沖縄らしいぜんざい”を、富士家とファミマのコラボ限定商品として開発しました。黒糖だけだと好みが分かれますし、ノーマルなぜんざいだと、少し沖縄らしさが足りないなと感じたので、両方のバランスを取りながら新しい味を作りました。
稲福さん
稲福さん
味だけでなく、氷の食感も再現できるよう工夫しています。白玉・金時豆と氷の容器をわけて、レンジで食べごろになるよう解凍します。持ち帰る方は、1時間ほど常温に置いていただければ食べごろになりますし、すぐに食べない場合は冷凍庫で保存できますよ。
大嶺さん
大嶺さん
レンジってすごいですよね!温まりすぎることなく本当にちょうど良い食感で、店で提供する味を再現してくれました。

── すぐに食べられるのは嬉しいですね!店員さんのオペレーションにも負担がなさそうな設計です。

大嶺さん
大嶺さん
そうですね、店員さんの負担が大きかったら私たちも申し訳ないので・・・!そこは意識して設計しました。
稲福さん
稲福さん
パッケージにもぜひ注目してほしいんです!見てください、この昔の富士家のロゴと色。懐かしくないですか!?

富士家のぜんざいパッケージ

── ほんとですね!懐かしい〜!学生時代を思い出します!

稲福さん
稲福さん
私たち世代にとってはノスタルジックな気持ちが蘇りますし、若い世代には新鮮なデザインとして映ると思うんです。これは大嶺さんに無理を言って再現してもらいました(笑)。
大嶺さん
大嶺さん
私も初心を思い出すというか、昔のロゴをみて、今回の企画に対する意気込みがさらに高まりましたよ。若いスタッフにも見せることができて嬉しいです。

沖縄のぜんざい文化が盛り上がるきっかけになってほしい

稲福さん
稲福さん
今回は、富士家と一緒に商品を開発したんですが、美味しい味を知ってほしいのはもちろん、県外とは違う、沖縄独特のぜんざい文化をもっと知ってほしいという想いがあるんです。最近は若い世代から「ぜんざいを食べたことない・知らない」という声もちらほら聞こえてきます。こんなに美味しいのに、沖縄独自の食文化なのに、もったいない!って思うんですよね。
大嶺さん
大嶺さん
私も、ファミマさんの「沖縄ぜんざい文化を全体的に盛り上げていこう」という想いに共感しました。地域ごとに色んなお店があって、それぞれに特徴があるのも沖縄ぜんざいの醍醐味ですからね。コンビニで富士家のぜんざいを食べたことがきっかけで、県内のぜんざい屋さんを巡ってくれると嬉しいです。

── 一度食べたらきっと虜になりますよね!まだ沖縄ぜんざいを食べたことがない方にはぜひお試しいただきたいです!今回は色々お話をきかせていただき、ありがとうございました!

大嶺さん 稲福さん
大嶺さん 稲福さん
大嶺・稲福さん
こちらこそ、ありがとうございます!みなさん、ファミマで富士家ぜんざいを食べて、暑い夏をもっと楽しんでいきましょう〜♪

商品情報

2023年5月16日(火)~なくなり次第終了。(数量限定)
販売価格:420円(税込)
詳しくはこちら

富士家ぜんざいの召し上がり方